第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 第43話 第44話 第45話 第46話 第47話 第48話 第49話 第50話 第51話 第52話 第53話 第54話 第55話 第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
第51話
中村の視線のわずか数メートル先では、すでに夕霧(ゆうぎり)事・・みゆきの輪姦ショーが始まっていた。
田沢に選ばれた客席の男が代わる代わる下半身を丸出しにして、己の肉棒を先程から夕霧の淫穴にぶち込み、腰を激しく振り続けていた。
溜まった欲望をただ吐き出す為だけに使われる穴、まさにそれは“便所”であった。
「お客様、まだまだ時間はありますよ。そんなにあせらないで、じっくり夕霧さんの“穴”を味わって下さいね。ただし、アナルはまだダメですからね。マンコか口だけにしておいて下さいね」
「あぁぁ 良いよ・・凄く締まるよこの奥さんのあそこ。・・・あああ もっ もうだめだ、あっ でっ 出ちゃうよ・・・」
田沢の問いかけも虚(むな)しく、又一人 男が欲望を吐き出した。
男が吐き出し立ち上がると、すぐ様次の男が夕霧を四つんばいの姿勢にして、己の一物を突き刺した。
夕霧の口からは再び歓喜の声が上がった。
「はあぁぁ~ん こっ この人のも良いわ~ あああ あてて もっと奥まで・・ああ~ん 遠慮なさらないでぇ・・突いてぇ・・突いて下さいぃぃ・・もっと激しくぅ~」
「ふふふ 夕霧の奥さんよお、良い声してるね、どうなんだい今の気分は?」
「ああ~最高~ サイコ~なのお~・・田沢さん あたし 今幸せなのよぉ~ 。・・ああん 使ってぇ~使ってください、皆さんで使ってください私のオマンコ。私のオマンコを道具みたいに使ってえ~、便所なのよお~私のオマンコ 便所と一緒なのよお~、出したくなったら誰でも使って下さいぃ~・・良いの~し あ わ せー」
被(かぶ)り付く様に立ち上がっている観客の中で、中村もまたその光景に釘付けになっていた。
(ああ ああ おっ 俺も・・へっ へへ つ 次は お 俺の番だ・・・お 俺も上がってやる・・あ あの舞台の上に・・)
犬の格好で突いていた男が欲汁を吐き出したところで、再び田沢が客席に声をかけた。
「さあ では次の番です。また3人上がってもらいましょうか」
客席で立ち上がっていた男たちが一斉に手を上げた。
「はい。じゃあ、そこのあなた・・それと、その後ろのあなた」
熱気の中、中村も手で股間を握ったまま片手を高く上げていた。
「はい。じゃあ、もう一人は誰にしようかな・・」
田沢が客席を見渡しながら、中村の方を向くとその視線がピタッと止まった。
「じゃあ、3人目はそこのあなた」
(・・・・・・・・・)
中村の表情が強張る中、隣に座っていた男が興奮気味に舞台へ上って行った。
「ふふ 中村さん、又上がれなかったのね」
「いや、田沢には中村は選ぶなと言っておいたんだ」
VIPルームで先程から神崎とママが舞台を覗き続けている。
「まあ そうだったの。田沢には誰が中村さんか教えておいたのね」
「ああ そういう事だ」
「うふ、それにしても貴方はサディスティックね・・・犯(や)らせてあげればいいのに」
「ふふ ママ 俺は優しいんだぜ、中村に“脳みそ”で逝く事を教えてやろうとしてるんだから。脳で逝くのは最高だぜ、最高の射精なんだぜ。さあ 中村はどうかな・・脳で逝く前に自分のチンポを掴(つか)み出して扱(しご)き始めるか・・」
舞台では四つんばいの夕霧の口に、男が己の誇張した一物を咥えさせていた。
(ああ みゆき・・・なんて 厭らしいフェラチオなんだ・・ああ はやく 俺も・・)
“ジュバ ジュバ グチュ グチュ”卑猥な音を立てながらしゃぶっている夕霧の横で、下半身を丸出しにして順番を待っている男が声をかけた。
「ア アナルはまだダメなのかい? 俺はアナルが好きなんだよな」
「ふふ お客さん、アナルはまだまだ先のお楽しみですよ。この奥さんにも 少し“お預け”をしとかないとね」
田沢が夕霧の横顔を覗き込みながら答えていた。
次の男が正常位で放出すると、その次の男は夕霧を騎乗位で迎え入れた。
夕霧が激しく腰を上下に揺する中で、中村の目には下腹の文字がはっきりと映っていた。
“公衆便所”・・・・。
(ああ はっ 早く出したい・・俺も あの舞台の上で・・だっ 出したい あの公衆便所の穴の中に・・溜まりに溜まった精液を・・)
「凄いわね みゆき・・ねえ そう思わない 真由美」
「うん 確かに凄いわ。私も負けちゃうかも・・・でも夕月(ゆうづき)さん、ここじゃ夕華(ゆうか)って呼んでくれないと」
控え室では夕月と夕華がモニターに映る夕霧の姿にクギ付けになっていた。
「あっ ごめん ごめん・・」
夕月が首をすくめてぺロっと舌を出した。
舞台ではやがて騎乗位で突いていた男が逝くと、それと同時に夕霧の身体が弓なりのまま痙攣し、ガクンと突んのめる様に倒れこんだ。
男が立ち上がった後も夕霧は、うつ伏せで倒れたまま荒い息遣いだけが聞こえていた。
客席の男たちは立ち上がったまま田沢の口元を見ていた・・次の号令に誰よりも早く手を上げようと。
「皆様、残念ながら時間が来てしまいました。ただ今のお客様をもちまして本日の夕霧さんの舞台は終了です。ありがとうございました。次回の夕霧さんは一体どんな舞台を見せてくれますでしょうか?・・・ひょっとして皆様にアナルを?・・ふふふ、この後も厭(いや)らしい変態奥様が登場しますよ・・最後までゆっくりお楽しみくださいませ」
田沢の言葉が終わると舞台にスタッフが現れ、倒れている夕霧を抱え上げようとしている。
やがて田沢が姿を消すと、入れ替わるように司会の男がニコニコと笑みを浮かべ現れた。
中村はストンと自分の席に落ちるように座ると、しばらく舞台を傍観していた。
そして自分の名前を呼ぶ小さい声に後ろを振り向いた。
「奥様、凄かったですね」
小声で囁(ささや)いた仮面を被った大柄な男、夕華こと田中真由美の夫、田中一郎だった。
中村は黙ったまま頷(うなず)いていた。
舞台はその後、夕華、夕月たちのショーが続き、やがてこの日の幕を下ろした。
中村と田中は出口でスタッフの男達に仮面を返すと、ビルの向側にあるいつかの公園へと向かっていた。
田沢に選ばれた客席の男が代わる代わる下半身を丸出しにして、己の肉棒を先程から夕霧の淫穴にぶち込み、腰を激しく振り続けていた。
溜まった欲望をただ吐き出す為だけに使われる穴、まさにそれは“便所”であった。
「お客様、まだまだ時間はありますよ。そんなにあせらないで、じっくり夕霧さんの“穴”を味わって下さいね。ただし、アナルはまだダメですからね。マンコか口だけにしておいて下さいね」
「あぁぁ 良いよ・・凄く締まるよこの奥さんのあそこ。・・・あああ もっ もうだめだ、あっ でっ 出ちゃうよ・・・」
田沢の問いかけも虚(むな)しく、又一人 男が欲望を吐き出した。
男が吐き出し立ち上がると、すぐ様次の男が夕霧を四つんばいの姿勢にして、己の一物を突き刺した。
夕霧の口からは再び歓喜の声が上がった。
「はあぁぁ~ん こっ この人のも良いわ~ あああ あてて もっと奥まで・・ああ~ん 遠慮なさらないでぇ・・突いてぇ・・突いて下さいぃぃ・・もっと激しくぅ~」
「ふふふ 夕霧の奥さんよお、良い声してるね、どうなんだい今の気分は?」
「ああ~最高~ サイコ~なのお~・・田沢さん あたし 今幸せなのよぉ~ 。・・ああん 使ってぇ~使ってください、皆さんで使ってください私のオマンコ。私のオマンコを道具みたいに使ってえ~、便所なのよお~私のオマンコ 便所と一緒なのよお~、出したくなったら誰でも使って下さいぃ~・・良いの~し あ わ せー」
被(かぶ)り付く様に立ち上がっている観客の中で、中村もまたその光景に釘付けになっていた。
(ああ ああ おっ 俺も・・へっ へへ つ 次は お 俺の番だ・・・お 俺も上がってやる・・あ あの舞台の上に・・)
犬の格好で突いていた男が欲汁を吐き出したところで、再び田沢が客席に声をかけた。
「さあ では次の番です。また3人上がってもらいましょうか」
客席で立ち上がっていた男たちが一斉に手を上げた。
「はい。じゃあ、そこのあなた・・それと、その後ろのあなた」
熱気の中、中村も手で股間を握ったまま片手を高く上げていた。
「はい。じゃあ、もう一人は誰にしようかな・・」
田沢が客席を見渡しながら、中村の方を向くとその視線がピタッと止まった。
「じゃあ、3人目はそこのあなた」
(・・・・・・・・・)
中村の表情が強張る中、隣に座っていた男が興奮気味に舞台へ上って行った。
「ふふ 中村さん、又上がれなかったのね」
「いや、田沢には中村は選ぶなと言っておいたんだ」
VIPルームで先程から神崎とママが舞台を覗き続けている。
「まあ そうだったの。田沢には誰が中村さんか教えておいたのね」
「ああ そういう事だ」
「うふ、それにしても貴方はサディスティックね・・・犯(や)らせてあげればいいのに」
「ふふ ママ 俺は優しいんだぜ、中村に“脳みそ”で逝く事を教えてやろうとしてるんだから。脳で逝くのは最高だぜ、最高の射精なんだぜ。さあ 中村はどうかな・・脳で逝く前に自分のチンポを掴(つか)み出して扱(しご)き始めるか・・」
舞台では四つんばいの夕霧の口に、男が己の誇張した一物を咥えさせていた。
(ああ みゆき・・・なんて 厭らしいフェラチオなんだ・・ああ はやく 俺も・・)
“ジュバ ジュバ グチュ グチュ”卑猥な音を立てながらしゃぶっている夕霧の横で、下半身を丸出しにして順番を待っている男が声をかけた。
「ア アナルはまだダメなのかい? 俺はアナルが好きなんだよな」
「ふふ お客さん、アナルはまだまだ先のお楽しみですよ。この奥さんにも 少し“お預け”をしとかないとね」
田沢が夕霧の横顔を覗き込みながら答えていた。
次の男が正常位で放出すると、その次の男は夕霧を騎乗位で迎え入れた。
夕霧が激しく腰を上下に揺する中で、中村の目には下腹の文字がはっきりと映っていた。
“公衆便所”・・・・。
(ああ はっ 早く出したい・・俺も あの舞台の上で・・だっ 出したい あの公衆便所の穴の中に・・溜まりに溜まった精液を・・)
「凄いわね みゆき・・ねえ そう思わない 真由美」
「うん 確かに凄いわ。私も負けちゃうかも・・・でも夕月(ゆうづき)さん、ここじゃ夕華(ゆうか)って呼んでくれないと」
控え室では夕月と夕華がモニターに映る夕霧の姿にクギ付けになっていた。
「あっ ごめん ごめん・・」
夕月が首をすくめてぺロっと舌を出した。
舞台ではやがて騎乗位で突いていた男が逝くと、それと同時に夕霧の身体が弓なりのまま痙攣し、ガクンと突んのめる様に倒れこんだ。
男が立ち上がった後も夕霧は、うつ伏せで倒れたまま荒い息遣いだけが聞こえていた。
客席の男たちは立ち上がったまま田沢の口元を見ていた・・次の号令に誰よりも早く手を上げようと。
「皆様、残念ながら時間が来てしまいました。ただ今のお客様をもちまして本日の夕霧さんの舞台は終了です。ありがとうございました。次回の夕霧さんは一体どんな舞台を見せてくれますでしょうか?・・・ひょっとして皆様にアナルを?・・ふふふ、この後も厭(いや)らしい変態奥様が登場しますよ・・最後までゆっくりお楽しみくださいませ」
田沢の言葉が終わると舞台にスタッフが現れ、倒れている夕霧を抱え上げようとしている。
やがて田沢が姿を消すと、入れ替わるように司会の男がニコニコと笑みを浮かべ現れた。
中村はストンと自分の席に落ちるように座ると、しばらく舞台を傍観していた。
そして自分の名前を呼ぶ小さい声に後ろを振り向いた。
「奥様、凄かったですね」
小声で囁(ささや)いた仮面を被った大柄な男、夕華こと田中真由美の夫、田中一郎だった。
中村は黙ったまま頷(うなず)いていた。
舞台はその後、夕華、夕月たちのショーが続き、やがてこの日の幕を下ろした。
中村と田中は出口でスタッフの男達に仮面を返すと、ビルの向側にあるいつかの公園へと向かっていた。