小説本文



 「ふふ ママ、やっぱりママの女の才能を見抜く目は大したものだったな。夕霧(ゆうぎり)の奥さん、ますます熟女の色気が出てきたな」
 中2階にあるVIPルームと呼ばれる部屋の中から、神崎とママがマジックミラー越しに舞台を覗き込んでいた。


 「ええ そうでしょ、私の目に間違いはなかったでしょ。でも、夕霧さんもそうだけどこの舞台に上がる女性の良いところは決して素人っぽさを失わないところよね」
 「ああ、そうだ。夕霧もこの色気と素人っぽいぎこちなさが良いところだ」


 「ええ 確かに」
 ママが舞台を見ながら頷いた。


 「ふふ この後も2穴ショーがあって、その次は○○ショーに ××ショーだぜ・・・しっかり舞台を盛り上げてもらわないとな」
 「うふ、楽しみだわ。夕霧さんが箱根の特訓でどの程度までいったのか」


 「へへへへ・・・」
 ママの言葉に神崎は卑猥な笑い声を上げていた。


 舞台では夕霧が1人の黒人の男に背中からM字で抱え上げられ、下から巨根を突き続けられていた。
 その男がもう1人の黒人に夕霧の身体を挟み込むように預けてきた。
 夕霧の身体を正面から受け取った黒人の男は、今まで突いていた巨根と交代するように今度は駅弁スタイルで突き始めた。


 「オクサン キモチ イイデスカ」
 突いている男が片言の日本語で問いかけてきた。


 「ああー 良いわ・・・最高よ・・あああ」
 「ドウデスカ クロイ チンポハ」


 「はあ~ん 良いの~ 黒いチンポ良いのー ああ~ん もっと頂戴 黒いチンポ頂戴ー お願い~」
 夕霧は言葉の合間に黒人の唇をしゃぶりながら、その口の端からは涎(よだれ)が流れ出していた。


 しばらく駅弁ファックが続くと、今度は男が突いたまま膝を折り曲げ、ゆっくりやさしく夕霧を床へと降ろしていった。
 正常位になった夕霧は自分の膝をピンと伸ばし、両手でそれぞれの膝裏を抱えると黒人の巨根をより深く迎え入れようとした。


 「オクサン スケベネェ オマンコ グショグショ デス」
 「ああ~ん そう そうなの あたし スケベで変態なの・・もっとして もっと もっとよぉ~」


 (あああ ・・みゆき・・厭らしい・・厭らしいよ・・厭らしすぎるよ・・最高だ・・)


 上になっていた黒人の男が夕霧の後頭部に手をまわし、軽く頭を上げるとくるりと身体をまわし上下が入れ替わった。
 今度は夕霧が騎乗位で腰を振る番だった。


 「ああん こっちも良いわ~ あ~ いい・・いいのぉ~」
 そう言うと夕霧は再び仰向けの黒人の唇にむしゃぶりついた。


 「“ウグッ ウグッ ジュバッ ジュバッ” はあ~ん」
 夕霧は眉間にシワを寄せながら一心不乱に腰を振り続けていた。
 「オクサン ソロソロ アッチノ アナモ イキマスカ?」
 「はっ はっ はっ は・・い」


 「ジャア オネガイ シナサイ オクサン」
 「ああ アナルにも・・あッ あっ アナルにも 下さい・・お願いよぉ~」
 控えめに穿かれた言葉は最後は絶叫へと変わり、中村たち客席の男達の視線は夕霧のアナルともう一人の黒人の一物へと注がれた。


 もう1人の黒人の男は右手で自分の一物の根元を握り、それがまるでバットでもあるかのようにバシバシと開いた左の手の平に打ちつけながら近づいてきた。
 男はしゃがみ込み、夕霧の尻肉を両手で掴むとグッとそれを左右に開き、露(あらわ)になったアナルに顔を近づけた。


 黒人の男はその穴が獲物だと確認したのだろうか、ニヤッと笑うと口の中に唾液を溜め ぺッ ぺッ と2回唾を吐きかけた。
 続けて男は自分の口の中に指を2本いれ、それをたっぷり潤すと夕霧のアナルに差し込んだ。
 そして今度は自分の一物に唾を垂らし、溢れていた淫汁と混ぜ合わせるように亀頭から根元までに塗りたくった。


 「へへへ オクサン モウイチド オネガイ シナサイ」
 「ああ~くっ ください・・ アッ アナルにも 黒いチンポ 入れて下さい・・お願い します・・」


 (・・み みゆき・・・)