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第14話
拓也とのデートが過ぎてから、みゆきは3日に1度は拓也のアパートを訪れていた。
家では家事が疎(おろそ)かになり、夫の夜の誘いを拒んでいた。
たけしは最初はみゆきの健康を心配していたが、いつしか別の疑念が湧いてきていた。
ある日、大樹の通帳を久しぶりに確認した時、その金額の出し入れに大きな変動があったからだ。
今まで貯めていた金額がある時期数回にわたって引き出され、また充当されるといった事が繰り返されていた。
そして1度残高が0円になり、その時期がしばらく続くと、また最初にあった同額の金額が振り込まれている。
これはどう見ても、貯金を一時的に何かに使ったという風に考えるべきだった。
そして、みゆきのタンスの奥には見た事のない卑猥な下着を発見していた。
(一体みゆきは何に金を使ったのだろうか?服?下着? それとも・・・・・・)
その時、突然たけしの携帯が震えだした。
「はい、中村です」
『もしもし、私 神崎です。いつぞやはうちのショーを見に来て頂きありがとうございます』
「あっ 神崎さん どうもです」
『中村さん、すいません。その後、なかなかご招待できなくて。毎回予約が殺到で、満席続きだったんです。でも、約束どうり近いうちに必ず招待しますから』
「あっ、いえ、そんな、気にしないで下さい」
たけしはそう言いながらも神崎の誘いを心待ちにしていたのだ。
妻の事を人1倍心配しながらも、神崎のあのショーの夕月(ゆうづき)や夕華(ゆうか)の事を思い出すと興奮してしまう。
たけしはそんな自分が、イヤな男だと思わずにはいられなかった。
『それと近々新人がデビューしますよ。 まあ、うちの場合新人といっても40代の熟女ですけどね。 中村さん、又連絡しますから楽しみにしておいて下さい』
電話を切ると神崎は隣で裸で寝ているママに声をかけた。
「ふふふ、しかし世の中には面白い偶然があるもんだな。これを見た時は流石の俺も驚いたぜ」
身体を起こしたママが、裸のままニヤニヤ笑っている。
神崎はもう一度、その女の資料に目をやった。
ママが手なずけようとしている女達の身辺調査の資料だ。
「まさかこの女とこの男が夫婦だったとはな。ふふふ、この女が舞台に上がる時に旦那を呼んでやるか・・。うちのショーは本物のライブだからハプニングがつきものだ。へへへ、そこでどんなアドリブが生まれてくれるか・・・」
そう言いながら神崎はベットから降りた。
立ち上がった神崎の背中には大きな龍がうねっていた。
「ママ、この女の“源氏名”はもう決めてあるのか」
「ええ “夕霧(ゆうぎり)”でいくは」
その頃みゆきは拓也のアパートにいた。
2人でホテルに行ったあの時以来、みゆきは拓也の虜になっていた。
40を過ぎた貞淑な人妻が若い年下の男と恋におちる、そんなドラマのような世界に自分がいるとは当の本人は全く気づいていなかった。
拓也の部屋には大きな姿見があった。
その前で2人は、この日何度目かの交わりの最中だった。
拓也はみゆきのM性を刺激するように、色んな格好でその繋がりの部分を鏡に映して見せた。
最初は顔を背けるみゆきだったが、やがて自分の羞恥の姿に興奮していくのがわかった。
拓也はみゆきをイヌの格好で突きながら、みゆきの顔を鏡に向けた。
「ほら、みゆき、鏡の中に変態奥さんがいるよ。・・・ほら、よだれを垂らしてる。・・・よく見てごらん」
「あぁぁん・・・はっ 恥かしいわ・・・拓也君・・・」
「恥かしいの? じゃあ、もう止めちゃおうか」
「いっ いや・・・止めないで・・・お願い・・・ああっ」
「じゃあ、どうして欲しいの、みゆき」
「もっと突いてぇ・・・お願い・・もっといじめて・・・もっと恥かしくなるような事して」
「しょうがない奥さんだな。みゆきは変態だな・・・そうだろ?」
「あっ そう・・そう・・そうなの・・」
「・・・みゆき、鏡の中の女の目を見ながら言ってごらん。みゆきがどんな女なのか」
「ああああ・・・・ みっ みゆきは・・・厭らしい変態おんなです・・・あ~~」
みゆきは自分の吐いた言葉に酔いながら、オルガスムスを感じた。
鏡の中の女は、その姿をうれしそうに見下ろしている。
そしてそんな様子を、部屋の中に隠されたいくつかの盗撮用カメラが捉えていた。
拓也の胸に、みゆきは甘えるように顔を埋めている。
「ねえ拓也君、一つ聞いていい?この間で講習終わったでしょ。男優のお仕事はどうなったの?」
「・・・たぶんやる事になる。・・・金ないし、借金もあるから」
「そう・・・それって その・・・やっぱり色んな女の人と・・・するの? ビデオや舞台で」
みゆきは哀しそうな目で聞いた。
「・・・するよ。・・・しないと金ないから」
「そっ そうなんだ・・・。でも・・・やっぱり いやだな・・・拓也君が他の女の人とするの」
「ちぇっ、よく言うよ。みゆきだって旦那がいるのに俺と会ってるだろ」
「いやっ、約束したじゃない、2人の時は主人の事は言わないって」
「ごめん ごめん」
拓也はそう言って、拗ねた表情(かお)のみゆきを抱きしめた。
拓也はみゆきを抱きしめながら聞いてきた。
「ねえ・・・みゆきの借金は後どの位なの?」
「えっ・・・私は後もう少し・・・」
「ふ~ん そうか・・・ねえ みゆき・・・ちょっと聞いてくれる・・・」
「・・・どうしたの? あらたまって・・・」
「うん・・・いっそうの事・・・その・・・二人で裸の仕事しないか?」
「え?」
「実はママが言ってたんだけど、俺が上がる舞台で女の人も捜してるって・・・・舞台に上がれる女の人を・・・」
「・・・・・・」
「ギャラも信じられない位のお金がもらえるんだって・・・・・。みゆきが協力してくれたら俺の借金も直ぐに返せるし・・・・もちろんみゆきの借金も・・・そしたら」
「そしたら?・・・」
みゆきは拓也の目を心配そうに覗き込んでいる。
「うん。そしたら・・・二人の借金が無くなればこんな仕事止めて、二人で安心して愛し合えると思うんだ・・・」
「舞台・・・でも私には無理よ・・・色んな男の人に抱かれちゃうんでしょ? 拓也くんにも嫌われちゃうし・・・」
「そんな事無いよ・・・ 俺が他の女を抱くのもそれは所詮仕事だし、みゆきが他の男に抱かれたとしても所詮は仕事さ・・・2人で借金返し終わるまで目を瞑(つむ)れば良いんだよ・・・俺はいつもみゆきを愛してる‥・身体は抱かれてたとしてもみゆきの心は俺のものだし、俺の心はいつもみゆきのものだよ」
「・・・うん。それは私だって同じで、拓也君の心は私のものだし、私の心は拓也くんのものよ」
みゆきは自分自身に言い聞かせるように力強く頷いた。
「・・・1度ママに相談に行ってみようよ。それで仕事の内容やギャラも詳しく聞いてみようよ。聞いてみて無理だと思えば止めればいいんだから・・・でもね、実は今だから言うけど、俺 みゆきが他の男に抱かれてるところを見てみたい気もしてるんだよね。みゆきもMだから俺に見られながら他の男にチンポ突っ込まれたら凄く感じると思うけど」
拓也はわざと下品な表現を使いながらも、いつもの悪戯っぽい笑顔に戻り、みゆきのあそこに指を入れてきた。
「もうやだ、拓也君ったら・・・そんな事言ったら何だか濡れてきちゃう・・・」
みゆきの頭と身体は、知らず知らずのうちに黒いDNAに征服され始めていた・・・・。
家では家事が疎(おろそ)かになり、夫の夜の誘いを拒んでいた。
たけしは最初はみゆきの健康を心配していたが、いつしか別の疑念が湧いてきていた。
ある日、大樹の通帳を久しぶりに確認した時、その金額の出し入れに大きな変動があったからだ。
今まで貯めていた金額がある時期数回にわたって引き出され、また充当されるといった事が繰り返されていた。
そして1度残高が0円になり、その時期がしばらく続くと、また最初にあった同額の金額が振り込まれている。
これはどう見ても、貯金を一時的に何かに使ったという風に考えるべきだった。
そして、みゆきのタンスの奥には見た事のない卑猥な下着を発見していた。
(一体みゆきは何に金を使ったのだろうか?服?下着? それとも・・・・・・)
その時、突然たけしの携帯が震えだした。
「はい、中村です」
『もしもし、私 神崎です。いつぞやはうちのショーを見に来て頂きありがとうございます』
「あっ 神崎さん どうもです」
『中村さん、すいません。その後、なかなかご招待できなくて。毎回予約が殺到で、満席続きだったんです。でも、約束どうり近いうちに必ず招待しますから』
「あっ、いえ、そんな、気にしないで下さい」
たけしはそう言いながらも神崎の誘いを心待ちにしていたのだ。
妻の事を人1倍心配しながらも、神崎のあのショーの夕月(ゆうづき)や夕華(ゆうか)の事を思い出すと興奮してしまう。
たけしはそんな自分が、イヤな男だと思わずにはいられなかった。
『それと近々新人がデビューしますよ。 まあ、うちの場合新人といっても40代の熟女ですけどね。 中村さん、又連絡しますから楽しみにしておいて下さい』
電話を切ると神崎は隣で裸で寝ているママに声をかけた。
「ふふふ、しかし世の中には面白い偶然があるもんだな。これを見た時は流石の俺も驚いたぜ」
身体を起こしたママが、裸のままニヤニヤ笑っている。
神崎はもう一度、その女の資料に目をやった。
ママが手なずけようとしている女達の身辺調査の資料だ。
「まさかこの女とこの男が夫婦だったとはな。ふふふ、この女が舞台に上がる時に旦那を呼んでやるか・・。うちのショーは本物のライブだからハプニングがつきものだ。へへへ、そこでどんなアドリブが生まれてくれるか・・・」
そう言いながら神崎はベットから降りた。
立ち上がった神崎の背中には大きな龍がうねっていた。
「ママ、この女の“源氏名”はもう決めてあるのか」
「ええ “夕霧(ゆうぎり)”でいくは」
その頃みゆきは拓也のアパートにいた。
2人でホテルに行ったあの時以来、みゆきは拓也の虜になっていた。
40を過ぎた貞淑な人妻が若い年下の男と恋におちる、そんなドラマのような世界に自分がいるとは当の本人は全く気づいていなかった。
拓也の部屋には大きな姿見があった。
その前で2人は、この日何度目かの交わりの最中だった。
拓也はみゆきのM性を刺激するように、色んな格好でその繋がりの部分を鏡に映して見せた。
最初は顔を背けるみゆきだったが、やがて自分の羞恥の姿に興奮していくのがわかった。
拓也はみゆきをイヌの格好で突きながら、みゆきの顔を鏡に向けた。
「ほら、みゆき、鏡の中に変態奥さんがいるよ。・・・ほら、よだれを垂らしてる。・・・よく見てごらん」
「あぁぁん・・・はっ 恥かしいわ・・・拓也君・・・」
「恥かしいの? じゃあ、もう止めちゃおうか」
「いっ いや・・・止めないで・・・お願い・・・ああっ」
「じゃあ、どうして欲しいの、みゆき」
「もっと突いてぇ・・・お願い・・もっといじめて・・・もっと恥かしくなるような事して」
「しょうがない奥さんだな。みゆきは変態だな・・・そうだろ?」
「あっ そう・・そう・・そうなの・・」
「・・・みゆき、鏡の中の女の目を見ながら言ってごらん。みゆきがどんな女なのか」
「ああああ・・・・ みっ みゆきは・・・厭らしい変態おんなです・・・あ~~」
みゆきは自分の吐いた言葉に酔いながら、オルガスムスを感じた。
鏡の中の女は、その姿をうれしそうに見下ろしている。
そしてそんな様子を、部屋の中に隠されたいくつかの盗撮用カメラが捉えていた。
拓也の胸に、みゆきは甘えるように顔を埋めている。
「ねえ拓也君、一つ聞いていい?この間で講習終わったでしょ。男優のお仕事はどうなったの?」
「・・・たぶんやる事になる。・・・金ないし、借金もあるから」
「そう・・・それって その・・・やっぱり色んな女の人と・・・するの? ビデオや舞台で」
みゆきは哀しそうな目で聞いた。
「・・・するよ。・・・しないと金ないから」
「そっ そうなんだ・・・。でも・・・やっぱり いやだな・・・拓也君が他の女の人とするの」
「ちぇっ、よく言うよ。みゆきだって旦那がいるのに俺と会ってるだろ」
「いやっ、約束したじゃない、2人の時は主人の事は言わないって」
「ごめん ごめん」
拓也はそう言って、拗ねた表情(かお)のみゆきを抱きしめた。
拓也はみゆきを抱きしめながら聞いてきた。
「ねえ・・・みゆきの借金は後どの位なの?」
「えっ・・・私は後もう少し・・・」
「ふ~ん そうか・・・ねえ みゆき・・・ちょっと聞いてくれる・・・」
「・・・どうしたの? あらたまって・・・」
「うん・・・いっそうの事・・・その・・・二人で裸の仕事しないか?」
「え?」
「実はママが言ってたんだけど、俺が上がる舞台で女の人も捜してるって・・・・舞台に上がれる女の人を・・・」
「・・・・・・」
「ギャラも信じられない位のお金がもらえるんだって・・・・・。みゆきが協力してくれたら俺の借金も直ぐに返せるし・・・・もちろんみゆきの借金も・・・そしたら」
「そしたら?・・・」
みゆきは拓也の目を心配そうに覗き込んでいる。
「うん。そしたら・・・二人の借金が無くなればこんな仕事止めて、二人で安心して愛し合えると思うんだ・・・」
「舞台・・・でも私には無理よ・・・色んな男の人に抱かれちゃうんでしょ? 拓也くんにも嫌われちゃうし・・・」
「そんな事無いよ・・・ 俺が他の女を抱くのもそれは所詮仕事だし、みゆきが他の男に抱かれたとしても所詮は仕事さ・・・2人で借金返し終わるまで目を瞑(つむ)れば良いんだよ・・・俺はいつもみゆきを愛してる‥・身体は抱かれてたとしてもみゆきの心は俺のものだし、俺の心はいつもみゆきのものだよ」
「・・・うん。それは私だって同じで、拓也君の心は私のものだし、私の心は拓也くんのものよ」
みゆきは自分自身に言い聞かせるように力強く頷いた。
「・・・1度ママに相談に行ってみようよ。それで仕事の内容やギャラも詳しく聞いてみようよ。聞いてみて無理だと思えば止めればいいんだから・・・でもね、実は今だから言うけど、俺 みゆきが他の男に抱かれてるところを見てみたい気もしてるんだよね。みゆきもMだから俺に見られながら他の男にチンポ突っ込まれたら凄く感じると思うけど」
拓也はわざと下品な表現を使いながらも、いつもの悪戯っぽい笑顔に戻り、みゆきのあそこに指を入れてきた。
「もうやだ、拓也君ったら・・・そんな事言ったら何だか濡れてきちゃう・・・」
みゆきの頭と身体は、知らず知らずのうちに黒いDNAに征服され始めていた・・・・。