小説本文



初めてのアナルセックスでこれまでに無い快楽を知った私は、この後もご主人様のいいなりでした。
 浴室でウンチングスタイルで聖水を披露しました。
 “男はムッチリした女のウンコ座りに興奮するんだ”・・そんな言葉を聞いて尿を放出する自分自身にも興奮する私がいました。
 また ご主人様の命令で初めてのアナル舐めを教えていただきました。
 四つんばいの格好になったご主人様の後ろから、これまたイヌの格好の私がご主人様のアナルに舌を差し込みました。
 私は壁の鏡に写る二人の姿を横目で見ながらオマンコを濡らしていました。
 結局この日は何時間ホテルにいたのでしょうか、すっかりご主人様にお仕えの身の私が出来上がっていました。
 

 ホテルを出た後は前回と同じようにご主人様が車で送ってくれました。
 白いメルセデスを運転する厳(いか)つい男性の助手席に座る中年女性を見た人々は、私の事をどう思った事でしょうか。
 恋人?・・・愛人?・・・娼婦?・・・それとも情婦?・・・。


 「ふふ 全部だ。ある時は恋人、ある時は愛人、ある時は俺専用の性処理の売春婦だ」
 ご主人様は私の心の中を読み取る憎い人でした。
  愛人、性処理、売春婦・・・どの響(ひびき)も私のMの部分を刺激してくれました。


 「かおり 女は女優だ」
 「え?」
 自宅近くの公園に近づいた時でした。
 ご主人様の唐突の言葉に私はその意味を考えました。


 「なるべく家族には俺の事はばれない用にしておいた方が良いぞ。俺はばれたらばれたで構わないが、お前は困るだろ。まあ 踏ん切りがつくまで女優に徹する事だな」
 私はいきなり手綱を放された気持ちになりました。
 

 「それとこれは俺からのプレゼントだ。浣腸は無くなったら自分で買え。今度から俺と会う前は自分で腸の中を綺麗にして来い。俺はめんどくさいのが嫌いなんだ。それと下着は家に置いといてもいいが、旦那が見たら目を回すような奴ばっかりだ。見られてまずいんだったら、パート先のロッカーにでも隠しておくんだな」
 渡された紙袋の中の浣腸セットと沢山の卑猥なランジェリーを拡げながら、私はご主人様の声を聞いていました。


 家に帰った私は子供達の声に笑顔で答え、母に戻りました。
 そして仕事から帰った夫に労(ねぎら)いの言葉を掛けながら妻に戻りました。
 ご主人様からの贈り物を一旦押入れに隠し、明日のパート先に持って行かなければと考えながら、家族の会話に入っていく私は完全な確信犯でした。
 しかし 実際に次の日からは自己嫌悪の日々が続きました。
 夫に笑顔を見せながら影で涙ぐむ私がいたのも事実です。
 私はなぜこんな女、こんな身体になってしまったんだろう・・・そう思いながらもご主人様の呼び出しにメスに戻る自分がいました。


 ご主人様の調教は定期的に続き、激しさは増していきました。
 ご主人様に呼び出され、卑猥なランジェリーに身を通す時に沸き立つ快感を結局は止める事は出来ませんでした。


 ご主人様と出会って数ヶ月が経った頃でしょうか、相変わらず家では女優を演じる私がいました。
 ある日 ご主人様の白のメルセデスに乗り込むと、向った先はいつものラブホテルではありませんでした。
 車は○○駅の繁華街にあるご主人様の事務所の駐車場へ入っていきました。


 「かおり 今日は事務所でお前に渡す物がある」
 「え?」


 駐車場からご主人様の後ろ付いて行き、最上階の部屋に入りました。
 事務所の中はいくつかの部屋に分かれていて、昔のヤクザ映画のイメージとは違った小奇麗な部屋ばかりだったと思います。
 ご主人様の部下? でしょうか、私の顔を見ると頭を下げる人、私をニヤニヤしながら見つめる人、そして女の方、何人かの人達が事務所を出入りしているようでした。
 中でも女性の一人は露骨に私に挑戦的な目を向けてきました。
 私にはとても綺麗な中年の方に見えたのですが・・・。
 また もう一人いた女性は、品があり和服が似合いそうな中年の方でしたが、私の事を哀れみの目で見ていたような気がしました。
 私はご主人様専用の社長室のような所へ通されました。


 「かおり この箱を開けてみろ」
 ご主人様が指輪が入ってそうな小箱を私に渡しました。
 中にはそのまま金の指輪が入っていました。
 私は数年前から夫との結婚指輪のサイズが合わなくなり、していませんでした。
 ご主人様は初めて私を見た時に指輪をしていない事に気づいていたのですが、私の仕種に人妻である事を見抜いていたそうです。


 「かおり これは俺専属の奴隷の証の指輪だ。裏に番号が打ってある。さっき隣の部屋で見たのも俺の奴隷だ。あいつらに負けないような立派な奴隷になれるかな・・・」
 私の中に一瞬 彼女達に対する嫉妬の気持ちが沸きました。
 女はこんな事にでも嫉妬心を持つものなのでしょうか。
 ご主人様はわざと彼女達とニアミスさせたのです。
 そんなご主人様にも嫉妬してしまいました。


 「ふふ かおり 今日ここに連れて来た目的は指輪を渡す為だけじゃないぞ」
 (?)


 「ふふ いいか 今日はお前のレッスンだ」
 (?)


 「これから一人でホテルに行って、部屋にいる男とオマンコして来い。そして金を受け取って来い」
 (えっ それって・・・)
 売春・・・・喉まで出掛かった言葉を飲み込みました。
 ご主人様の目が有無を言わさなかったのです。
 ご主人様は“分かってるな お前は俺の奴隷だろ” そんなつもりで私を睨みつけたんだと思います。
 私の頭の中にはその後の言葉が “後でたっぷり可愛がってやるからな” そんな風に続いていました。
 私はすでに飼い主様を信頼するペットになっていたのだと思います。
 そしてもう一つ、先程の女性達に “負けたくない” そんな気持ちもどこかで生まれていたのかも知れません。
 私は左手の薬指に金の指輪を嵌めると唇を噛み締めました。
 しかし この後 ホテルに行った私は大変な事になったのです。


 下品なラブホテルの門をくぐる時に高揚感を覚えるようになった私は、その時はいませんでした。
 部屋の前で一人、ノックを躊躇する私がいました。
 初めての売春・・・・ご主人様は“レッスン”と言いましたが、私の身体は震えていました。
 しかし私のアソコは湿っていたかも知れません。


 私は思い切って部屋の扉をノックしました。
 しばらくして扉が開き、現れたお客様に私は死ぬほどビックリしました。
 目の前には夫の友人で、私も学生時代から良く知る奥村さんが立っていたのです。

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