小説本文



黒いアイマスクに真っ赤なブラジャーとパンティーだけの下着姿を披露していたかおりは、奥村の言葉に素直に従っていた。
 前回見たビデオのように、両手を背中に廻すと、ブラジャーのホックに手を掛けた。
 そして外したブラジャーを右手に持つとそれをベットの上に置き、直ぐにカメラの方に向きかえると軽く胸を張った。


 私はそこまでの一連の無駄の無い動作・・・人前で裸を恥ずかし気も無く見せるといった“その行為”に妻が馴染んできている事をどこかで確信した。
 前回見たビデオを撮影されてからこのビデオの撮影までどの位の時間があったのか・・・。
 その時間の間に行なわれたであろう数々の“行為”・・・それを想像すると、私の胸は張り裂けるように痛むのだった。
 まして目の前にいる男は学生時代から私達夫婦が良く知る人物、かおりの夫である私の親友だったのだから。
 画面ではかおりの自慢の乳房のアップが続いていた。

 
 「かおりちゃん 相変わらず凄いおっぱいだね」
 画面の中で奥村の声が響いた。


 (くそっ 奥村の奴 “相変わらず”だと・・・)
 私のこめかみがピクリと痙攣した。


 「じゃあ かおりちゃん 次はパンティーを脱いでくれるかな、それと俺の言葉にはちゃんと返事してね」
 「・・・・はい 奥村様」


 「なっ なに・・・奥村様だと」
 思わず私の口から言葉が洩れるのと同時にビデオの中では別の男の声が聞こえてきた。


 「へへ 奥村さんは 結構優しいんだよね」
 (! 今の声は・・・)


 画面ではかおりが背中を向け、パンティーの端に指を掛けていた。
 かおりは躊躇(ちゅうちょ)する事無く、その巨尻を突き出すとゆっくり円を描くようにパンティーを降ろしていった。
 中からは白くて丸い見事なヒップが顔を現した。


 「へへへ かおりちゃんの“ケツ”も中々良いんだよね、俺はどっちかって言うとケツフェチなんだよな・・・じゃあ そろそろ前を向いて」
 画面では調子に乗ってきた奥村のその声に、かおりは素直に“はい”と返事をしていた。


 再び前を向いたかおりにカメラが迫ってきた。
 歳を重ねるごとに身体全体が膨良(ふくよ)かになっていった妻。
 子育てが進み、次第に“妻から母”になっていったかおり。
 そんな女の年輪を重ねて丸みを帯びてきた妻の身体が私は大好きだった。
 熟女を象徴する大きめの尻、少し張り出た下腹、そして私が愛して止まない巨乳・・・そんな姿が今 ビデオの中で晒(さら)されていた。


 「ふふふ 本当はこれからかおりちゃんのオナニーショーでも見たいところなんだけど、今日はフェラチオレッスンなんだよね」
 (なに・・・フェラチオレッスン・・)


 私のショックなど関係のない奥村が続けて言葉を吐いた。
 「じゃあ そろそろ行きましょうか、お二方 出番ですよ」


 画像が揺れたかと思うと、画面に二人の男が登場した。
 誰かが奥村と撮影を交代したようだ。


 現れた二人の男の顔は奥村と同じような覆面で覆われていた。
 二人の格好は黒いビキニパンツ1枚の姿、そしてもう一人は豹がらのパンツだった。
 男たちはアイマスクをしたかおりの両脇をそれぞれ抱えると、一緒にベットの上に上がった。
 身長155cmの小柄な妻を真ん中に、右側には165cm位のこれまた小柄な男が、そして左側には痩せ気味の男が並んでこちらを向いて立っている。


 その3人の姿を確認したのか、再び奥村の声が聞こえてきた。
 「じゃあ かおりちゃんは そこにしゃがんでくれるかな・・・わかってるよね“ウンコ座りだよ・・」 


 “はい”と素直に返事をしてかおりがしゃがみ込んだ。
 二人の男がカメラの邪魔にならないようにアングルを気にしながらかおりに近づいた。
 男は既に膨(ふく)れ上がっている股間を突き出すように、かおりに迫っている。
 気配を察知したかおりの右手が上がったと思ったら、しっかり一人の男の膨らみを確かめていた。
 そして左手で反対側の男の膨らみを探していた。


 男達が軽く股を広げると股間を突き出した。
 かおりは男のへその下辺りからそれを撫で回し、その手は玉から尻の割れ目の方にも延びていった。
 男の快感のポイントを知っているのだろうか、アイマスクのままでかおりの愛撫が続いていた。


 「よし じゃあ パンツを降ろそうか・・・かおりちゃんアイマスクを外して・・」」
 カメラを構える奥村の言葉にかおりは返事をすると、男の物を摩っていた手をアイマスクへ持っていった。
 私の目にかおりの素顔が映し出された。


 かおりの瞳は伏し目がちのまま一人の男のパンツの両端に手を掛けた。
 そして覆面姿の男を見上げながらゆっくりとそれを降ろしていった。
 中からは半立ち状態の男の物が顔を現した。
 男のパンツを全て脱ぎ取ったかおりは、目の前の物の匂いでも嗅ぐように鼻を近づけていった。


 かおりがそれに頬ずりをしたかと思うと舌を出し、それで男の裏筋を一舐めするとゆっくり口を開け、こちらを向くと見せ付けるようにその物を咥え込んだ。
 いつの間にか“カメラ目線”を仕込まれたのか、妻の挑戦的な振る舞いに私の胸は締め付けられそうになった。


 (・・仕込まれたのか・・・そんな事まで・・)


 かおりの口は、いきなり卑猥な音をたて始めていた。
 「おお~ 良いよ・・・かおりさん・・気持ちいい・・」
 かおりにしゃぶられている覆面の男が震えるような声を出した・・・確かに私の記憶にある声で。
 

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