小説本文



画面中央では覆面を被った花岡がかおりの唇をしゃぶりまくっていた。
 「えへへ かおりちゃん 今日は思いっきり声を上げていいからね」


 奥村の生意気な声が私の頭の中に響いてくる。
 学生時代の憧れだったかおりを言葉で甚振(いたぶ)り、この後こいつも手を出してくるのか。


 花岡が私の大好きなかおりの巨乳を揉み解している。
 「ああ・・・あああ・・花岡様・・気持ちいいです・・・」


 「奥さんの 性感帯はどこでしたっけ、確かクリトリスでしたっけ」
 「はああん・・かおりの・・性感帯はクリとオマンコ・・でしたけど・・・ああ ああんん 最近はアナルも感じるんです・・はあああ・・・」
 横から口を挟んだ小酒井の言葉に、かおりが切れ切れの言葉で答えている。
 かおりの身体は早くも立ったまま震え始めた。


 (感じてる・・・こんなに早く・・・)
 もう心ばかりでなく、身体まで私の知らない妻になってしまったのだろうか、かおりの半開きの口からは吐息のような艶(なまめ)かしい声が溢(あふ)れ出してきた。

 
 「かおりちゃんのマンコの穴は凄く感度がいいんだよね、それは誰のお陰なのかな」
 「はああ はああ か・・かおりは今までもマンコの穴で感じてましたが・・・ああ ご・・ご主人様の・・おかげで・・より い いっそう・・逝けるように・・なりました・・ああああ」
 乳房を揉まれながら言葉で責められ、Mの気持ちに火がついてしまったのか。
 かおりは自ら吐き出した言葉に震えると、いきなりその場に崩れるように座り込んでしまった。


 「さあ 花岡さん 早くぶち込んでやってくださいよ・・私も何だか我慢出来なくなってきましたよ」


 小酒井の声に花岡がしゃがんでるかおりの腕を掴むと引き釣り上げるようにベットへ放り出した。
 花岡はパンツを脱ぐと既に大きく天を向いた一物の根っこを握りもう片方の手でかおりの片足に手を掛けた。
 「へっへへ じゃあ今日も生で俺の子種をたっぷり注入してやるか」


 (!な 生でだと・・)
 私は花岡の言葉に目を見開き画面に向かって身を乗り出した。


 「さあ かおりさん 俺のを受け入れる前に言う事があったよね」
 かおりは花岡の言葉に正常位の格好で股を広げると、そのままの姿勢でカメラの方を向き直った。


 「あああ か かおりの淫乱マンコに・・は 花岡様の・・チ チンポを・・いれて・・ください・・ああ」
 (・・・・・・・)


 一体何度目だろうか、私の心に再びナイフが突き刺さった。
 そしてそんな私の事など気にする事無く、画面のかおりは更に私を傷つけた。
 

 「ああ・・もう・・はやく・・かおりのマンコにぶち込んで下さい・・ああ」
 そう言ってかおりは右手の人差し指と中指をV字にマンコに当てるとグッと拡げて見せた。


 「ああ た たまんないよ、かおりさんー」
 花岡がそう叫ぶとかおりの胸に飛び込んでいった。


 私は初めて・・。
 当然初めて・・妻と他人の性交を見ていた。
 ビデオの中とはいえ、目の前の妻のオマンコの中にしっかり男の肉棒が納まっていた。
 花岡の物は早くもスピードを上げ、入り口あたりからは汁と汁が混ざり合い白い液体となって溢れ出している。


 「ああ  良いよ・・凄く良いよ かおりさんのオマンコ」
 「はああんん わ 私も・・・気持ちいいですぅ・・・ああ 花岡様のチンポが・・凄く・・いい・・で・・す・・あああ」


 「奥さん 自分が感じてどうするんですか、さあ “××××”さんに仕込まれた“技”を披露して下さいよ・・・花岡さんを瞬時に逝かせるんですよ」
 「ああ・・いい は・・・い」
 小酒井の声にかおりは喘(あえ)ぎ声の合間に返事をすると結合部分がアップになった。


 「あ・あ・あ な・・なんだ こ これは・・・う 動いてるよ・・お 奥の方で・・」
 画面の花岡は声を上げ一旦腰を引き上げようとしたが、かおりのマンコがそれを許さなかった。
 かおりの“そこ”がまるで別の生き物のように花岡の物を咥えたまま、それを奥へと吸い込んでいった。


 「か かおりさん・・ああ ああ もう 出 出ちゃうよ・・ああ あああ」
 「あああ 花岡さま・・・どうですか かおりの オ オマンコのしまり具合は・・ああ・・」


 「お おお 良いよ・・凄く・・・な 中に・・何か・・い いるみたいだ・・・ああ 絡みつく・・ああ も もうだめ・・だ・・ああ」
 花岡はそう言うとすぐにかおりの胸に顔から倒れこんだ。
 再びアップになった画面には、痙攣している花岡の尻と肉棒をまだ飲み込もうとしているかおりのマンコが晒されていた。


 やがてゆっくり身体を起こした花岡の物を、かおりが手に取った。
 「ああ 花岡さま・・かおりにチンポの残り汁を吸わせて下さい・・」


 呆然とする私の前でかおりがベトベトになった肉棒を咥え込んだ。


 その後ビデオは奥村とかおりのセックスシーンへと代わっていった。
 心が止まってしまったのだろうか、私はそれらのシーンをただ見つめるだけだった。


 かおりが仰向けの奥村の上に跨り騎乗位で腰を振っていた。
 私の頭の中でかおりの巨乳が揺れていた。
 「ああんん いかがですか奥村さま・・・か かおりのオマンコの味は・・あああ いい・・・」
 「良いよ 良いよ ああ 凄く締まって良いよぉ・・か かおりちゃんは お 男の物なら・・ああ 誰でも ・・よかったんだね・・おお・・」


 「ああ そ そうなんです・・・ああ か かおりは・・チ チンポが す 好きで 好きで・・ああ・・たまらないん・・で す・・ああ いいの・・」
 唇の端から涎(よだれ)のような液を垂らしながらかおりは腰を振り続けていた。


 カメラがウンチングスタイルで奥村に跨る結合を尻の方から映し、かおりの肛門がキュッと閉まるとついに男の口から断末魔の声が上がった。