第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話
第10話
画面に映っている妻はスカートのジッパーをさげ、そのままスカートを脱ぎ、横にあるソファーに置いた。
ブラとショーツのみの妻。腕でブラを隠している。
すると案の定次の声がパソコンのスピーカーから響いた。
「手をどけろ!」
妻は言われた通り手をどけ、恥ずかしそうに腰の横にもってきてもぞもぞしている。
そのまま20秒ほどが経ったとき、カメラの方から妻に向って何かが飛んできた。
妻はそれをよけきれず、濡れていた。
水かなにかだ。透明な液体。コップに入れていた水だろうか。
妻は液体をかけられてびっくりしたように言う。
「ごめんなさい。ごめんなさいぃ。」
妻はそう言いながらブラを外し始めた。
後ろのホックをとろうとしている。
両手を後ろにやっているせいで、画面には妻のブラが丸見えだ。
ホックを外し、肩紐をおろす。
そしてブラを手に取るとスカートの上に置いた。
露わになった乳房を隠そうとはしない。
さっき注意されたからだろうか。
隠しはしないが恥ずかしくてたまらないという表情で少し前かがみになっている。
そのまま妻はショーツに手を書け、スーっと音がするかのように綺麗にショーツを脱ぐ。
陰毛が画面に露わになる。
カメラの手前にいる男にも見られているに違いない。
いや、その男に命じられているのだ。
妻に似ているだけなのか?
でも妻の車に入っていた。
やっぱり妻なのか。
この男は誰なんだ?
どんな関係なんだ?
なぜ妻はこんなことをしているんだ?
おかしいと思うことをあげればキリがない。
ただ今は現実なのか現実ではないのかがわからなくなりそうになる。
ホテルの一室と思われる場所で全裸になっている妻、そしてそれが映っているDVD。
画面の妻は全裸で顔をゆがめている。今にも泣き出しそうな顔だ。
なぜこんなことをしているんだ?
次々湧き出てくる疑問に対してできるだけ安心できる答えを探した。
これは妻に似ている人だ。
妻だったとしても何かの仕事だ。
いや、仕事でこんなことをするのはおかしい。
そもそもどう考えても妻の女の部分を引き出している映像だ。
このDVDを見始めたときからでてくる疑問に対する答えを探せない、いや、見続けるほどこのDVDが真実だという感覚が増してくる。
さっきの「ごめんなさい」という声も妻の声だ。
これ以上妻のこんな姿は見たくない。
だが、見ないと何が真実なのかすらわからない・・・。
頭の中でいろんな考えが駆け巡っていたとき、画面の中の男が言った。
「四つんばいになれ」
すると画面の中の妻は姿勢をかがめ、床に両手を着き、膝を床についてお尻を上にあげた。
固定されていたカメラがブレたかのように見えたと思ったが、そのまま妻の全身のアップになった。
男がカメラを手に持ったらしい。
妻の足の指先から膝、お尻から背中、そして胸のアップ、その後顔を映している。
身体を舐め回すかのように移動する画面。
そのまま妻の方へとカメラは歩み寄っていく。
そして男は立ち止まり、上から妻を見下ろす形になった。
するとカメラは床を向いた。
いや、床についている男の足が映っていた。
スリッパも履かずに裸足で床に足をついている男。
その画面に妻の頭が入ってくる。
肩まである髪が床につき、そのまま男の右足に顔をうずめた。
そして犬のように舌を出して舐め始めた。
「お前もう忘れたのか?」
男の声だ。
すると妻は髪をかきあげ、すべて左肩に掛ける。
そして右顔がカメラに見えるように男の足の指先を舐めている。
親指の爪を綺麗に舐めたと思ったら、爪の間、そして親指と人差し指の間を丹念に舐めている。
男の足の指先がだんだんと妻の唾液で光ってくるのがわかる。
男の吐息が聞こえてくる。
妻が右足の指をすべて舐め終わると、カメラが遠ざかる。
ドアの方に向っているようだ。
ドアへ向う途中で止まり、ガサゴソと音が聞こえる。
バッグから何かを取り出しているようだ。
そしてまた四つんばいで待っている妻の方へ向う。
カメラがテーブルの上に置かれ、窓の方が映っていた。
聞こえるのは軽い金属音のみ。
外の明るい日差しが差し込んでいる。
ということはラブホテルではない、シティホテルか?
でも昼間ということは平日は仕事がある。
土日・・・俺がいるときにこんなことを?
カメラが再び動き出した。
画面が妻のお尻から顔の方へ一気に移動する。
妻の顔が映る。
見ている自分の鼓動が早くなった。
妻は先ほどとは明らかに違った恰好になっていた。
首に茶色い首輪をはめられ、そこから紐が垂れ下がっている。
カメラを持っている男が反対側の紐を持っているのだろう。
まるで散歩に行く犬のような恰好だ。
そこにつながれているのは犬ではなく、自分の妻なのだ。
犬の散歩を見ても何も思わないが、人間、それも自分の妻であり母親である典子が紐でつながれている。
男に紐で管理されている。早くなった鼓動がまたいっそう早くなった感じがした。
ブラとショーツのみの妻。腕でブラを隠している。
すると案の定次の声がパソコンのスピーカーから響いた。
「手をどけろ!」
妻は言われた通り手をどけ、恥ずかしそうに腰の横にもってきてもぞもぞしている。
そのまま20秒ほどが経ったとき、カメラの方から妻に向って何かが飛んできた。
妻はそれをよけきれず、濡れていた。
水かなにかだ。透明な液体。コップに入れていた水だろうか。
妻は液体をかけられてびっくりしたように言う。
「ごめんなさい。ごめんなさいぃ。」
妻はそう言いながらブラを外し始めた。
後ろのホックをとろうとしている。
両手を後ろにやっているせいで、画面には妻のブラが丸見えだ。
ホックを外し、肩紐をおろす。
そしてブラを手に取るとスカートの上に置いた。
露わになった乳房を隠そうとはしない。
さっき注意されたからだろうか。
隠しはしないが恥ずかしくてたまらないという表情で少し前かがみになっている。
そのまま妻はショーツに手を書け、スーっと音がするかのように綺麗にショーツを脱ぐ。
陰毛が画面に露わになる。
カメラの手前にいる男にも見られているに違いない。
いや、その男に命じられているのだ。
妻に似ているだけなのか?
でも妻の車に入っていた。
やっぱり妻なのか。
この男は誰なんだ?
どんな関係なんだ?
なぜ妻はこんなことをしているんだ?
おかしいと思うことをあげればキリがない。
ただ今は現実なのか現実ではないのかがわからなくなりそうになる。
ホテルの一室と思われる場所で全裸になっている妻、そしてそれが映っているDVD。
画面の妻は全裸で顔をゆがめている。今にも泣き出しそうな顔だ。
なぜこんなことをしているんだ?
次々湧き出てくる疑問に対してできるだけ安心できる答えを探した。
これは妻に似ている人だ。
妻だったとしても何かの仕事だ。
いや、仕事でこんなことをするのはおかしい。
そもそもどう考えても妻の女の部分を引き出している映像だ。
このDVDを見始めたときからでてくる疑問に対する答えを探せない、いや、見続けるほどこのDVDが真実だという感覚が増してくる。
さっきの「ごめんなさい」という声も妻の声だ。
これ以上妻のこんな姿は見たくない。
だが、見ないと何が真実なのかすらわからない・・・。
頭の中でいろんな考えが駆け巡っていたとき、画面の中の男が言った。
「四つんばいになれ」
すると画面の中の妻は姿勢をかがめ、床に両手を着き、膝を床についてお尻を上にあげた。
固定されていたカメラがブレたかのように見えたと思ったが、そのまま妻の全身のアップになった。
男がカメラを手に持ったらしい。
妻の足の指先から膝、お尻から背中、そして胸のアップ、その後顔を映している。
身体を舐め回すかのように移動する画面。
そのまま妻の方へとカメラは歩み寄っていく。
そして男は立ち止まり、上から妻を見下ろす形になった。
するとカメラは床を向いた。
いや、床についている男の足が映っていた。
スリッパも履かずに裸足で床に足をついている男。
その画面に妻の頭が入ってくる。
肩まである髪が床につき、そのまま男の右足に顔をうずめた。
そして犬のように舌を出して舐め始めた。
「お前もう忘れたのか?」
男の声だ。
すると妻は髪をかきあげ、すべて左肩に掛ける。
そして右顔がカメラに見えるように男の足の指先を舐めている。
親指の爪を綺麗に舐めたと思ったら、爪の間、そして親指と人差し指の間を丹念に舐めている。
男の足の指先がだんだんと妻の唾液で光ってくるのがわかる。
男の吐息が聞こえてくる。
妻が右足の指をすべて舐め終わると、カメラが遠ざかる。
ドアの方に向っているようだ。
ドアへ向う途中で止まり、ガサゴソと音が聞こえる。
バッグから何かを取り出しているようだ。
そしてまた四つんばいで待っている妻の方へ向う。
カメラがテーブルの上に置かれ、窓の方が映っていた。
聞こえるのは軽い金属音のみ。
外の明るい日差しが差し込んでいる。
ということはラブホテルではない、シティホテルか?
でも昼間ということは平日は仕事がある。
土日・・・俺がいるときにこんなことを?
カメラが再び動き出した。
画面が妻のお尻から顔の方へ一気に移動する。
妻の顔が映る。
見ている自分の鼓動が早くなった。
妻は先ほどとは明らかに違った恰好になっていた。
首に茶色い首輪をはめられ、そこから紐が垂れ下がっている。
カメラを持っている男が反対側の紐を持っているのだろう。
まるで散歩に行く犬のような恰好だ。
そこにつながれているのは犬ではなく、自分の妻なのだ。
犬の散歩を見ても何も思わないが、人間、それも自分の妻であり母親である典子が紐でつながれている。
男に紐で管理されている。早くなった鼓動がまたいっそう早くなった感じがした。