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第9話
次の日から、まゆみの口からモデルの話やエステの話が出る事は無かった。
それでもつぶさに、まゆみを観察する私がいた。
今日はどこかに出かけたのかい? ・・・ 『うん ちょっと買い物に』 ・・・ さり気なく私をかわすまゆみがいる ・・・いや、それは私の気のせいなのだろうか。
何気に髪を振る仕種、時折聞えてくる鼻唄 ・・・ 既にエステに行って綾と肌を見せ合ったのか?
木曜日の午後 ・・・ 綾が早退した。
金曜日 ・・・ 綾から小さな紙切れが手渡された。
私はその場で、自分の右の耳たぶに触れた ・・・ “OK”だ。
この夜も“プレイ”の前に聞いた。
「昨日の午後 エステに行ったね?」
「ええ、まゆみさんは何も言ってないでしょ」
「ああ、この数日 まゆみの口からモデルのモの字も、エステのエの字も出てこないよ」
綾が嬉しそうに黙ったまま頷く。
「エステに行ってどうだった? ヌードモデルは承諾したのか?」
「うふふ ・・・ まって、その前に・・・・・・まゆみさんの肌って歳の割りに綺麗だったわ。大きなオッパイは少し垂れ気味だけど、それでも背中とかにはシミ一つないし、それに下腹の弛(たる)みなんか、あれが丁度良いんでしょうね ・・・ まさに熟女の色気っていう感じだったわ」
「そんなにまゆみの裸を観察する事が出来たのか」
「ええ たっぷりね ・・・・エステっていっても最初はね、裸で入るスパがあってそこに入るのよ。そこで私がリードするように裸をみせたわ」
(・・・・・・・・・・・・・)
「私は今も言ったみたいに、まゆみさんの肌の事や裸を褒(ほ)めたわ。まゆみさんも私の身体を褒めてくれたし」
「そうか ・・・・・ それで次に2人仲良く美容マッサージを受けたのか?」
「いいえ 違うわ」
「え?」
「2人仲良くじゃないわ・・・マッサージを受けたのはまゆみさん ・・・ したのは私よ」
「なっ 何だって! ・・・・・」
「えへ、言ってなかったっけ・・・・私 資格は持ってないけど凄く上手なのよ」
(・・・・・・・・・・・・)
「だから まゆみさん、夢の中をさ迷ってるみたいだったわよ。目を瞑(つぶ)って気持ち良さそうにしているの・・・・それで時折ツボを刺激してあげるの・・・そしたらアッ アッって可愛い声を上げるのよ」
「・・・・・・・・・・・・」
「でも私は、急所の一歩手前で手を引くの。まゆみさんの鼻の穴と口が少し開いて身体が欲(ほ)してくるのがよく分かったわ」
「・・・・・・それで もう そのまま“事”に及んだのか?」
「ううん。私はとことん焦(じ)らすのよ。終わった後 まゆみさんは『気持ちよかった』って言ってたけど、本当は満足してないのよ。性的な気持ちよさに入る境界線の手前でフラストレーションが溜まっていたと思うわ」
「綾 ・・・ 君はまゆみの様子を見ながら、そんな事まで分かったのか?」
「はい・・・」
「・・・・・・・・・・」
「それでその後は又 お茶をしたの2人だけでね」
「じゃあ その時に・・・」
「ええ、見計らってヌードモデルの話をしたわ」
「そ それで?」
「ふふ ・・・ まゆみさんはね、私も一緒ならって言ったわ」
「なっ・・・・・」
「まゆみさん、最初は中年の女性の裸を見せる事が怖かったみたいだけど、私が熟女には熟女の魅力がある事を説いたの。そして堂々と自分を曝(さら)け出す事によってもう一つ新しい魅力を身に付けて一緒に“いい女”になりましょうって誘ったの」
「そ そうか・・・・それで承諾したんだな」
「ええ。でもね・・・まゆみさんの奥底の本心はね、自分も気付いてないけど見せたくて見せたくて仕方ないのよ・・・見られたくて見られたくて堪(たま)らないのかもよ。」
ゴクリ ・・・ 私の耳にその音がはっきりと聞えた。
まさかこんなにスムーズに事が運んでいくとは・・・・・。
まゆみは近いうち間違いなくヌードになる ・・・ 私の中にも覚悟の気持ちが沸いてきた。
綾の目は、そんな私を楽しそうに見つめている。
「綾、それで まゆみがヌードモデルをする日はいつなんだ?」
「うふ、それは明日よ」
「ええっ! な 何だって・・・あした・・・・」
「そう。鉄は熱いうちに打てじゃないけど、明日なのよ。まゆみさんも了解してるのよ。今頃は明日の肌の“のり”が気になって、もう寝る準備に入ってるんじゃないかしら」
「・・・・・・・・そ そうか・・・・それで場所は?」
「明日の場所は、あるマンションよ」
「あるマンション?」
「ええ・・・初めてヌードになる人の時は、そこのマンションなの。だだっ広い教室より狭い空間の方がモデルさんの集中力が高まって良いの。それに暑さ寒さの調整もしやすいから」
「・・・なるほど・・・・それで生徒さんは何人位来そうなんだ?」
「明日は若い男の美大生が一人と、セミプロ級の腕を持った50位の男の人が二人の3人よ。先生は教室の方に行くみたい」
「3人か・・・随分と少くないか?」
「ええ、初めてヌードになる人の時は少人数なの、その方がモデルさんの緊張も小さくていいのよ」
「なるほど わかった。・・・・いよいよだな・・それでヌードモデルが終わったら・・・」
「うふふ ・・・ ええそうよ、ゆうじさんのお待ちかねの・・・・」
「・・・・その後はどうやって誘うんだい・・・レズに」
「うふ・・・それは内緒よ」
「『酒に誘うかも』 って言ってたよね」
「ふふ・・・そんな事 言ったっけ? ・・・ まあ楽しみにしておいて下さい」
ホテルに入ってから私達は、長い話を続けてしまった。
家にいるまゆみの気持ちの揺れ動きを考えながら、私自身も期待と不安の何とも言えない気持ちになっている。
底知れぬ綾の老獪さによって、まゆみは彼女の虜(とりこ)になるのだろうか?
そして綾に導かれ“淫欲の闇”の奥へと沈んで行ってしまうのだろうか。
気が付いたら私の股間が滑(ぬめ)りを感じていた。
綾が足元に跪(ひざまず)き、私の一物をしゃぶっている。
一日の疲れと汚れの溜まった物を上手そうにしゃぶっている。
やがて私の溜まった欲汁は、この女の口の中へと導かれていった。
それでもつぶさに、まゆみを観察する私がいた。
今日はどこかに出かけたのかい? ・・・ 『うん ちょっと買い物に』 ・・・ さり気なく私をかわすまゆみがいる ・・・いや、それは私の気のせいなのだろうか。
何気に髪を振る仕種、時折聞えてくる鼻唄 ・・・ 既にエステに行って綾と肌を見せ合ったのか?
木曜日の午後 ・・・ 綾が早退した。
金曜日 ・・・ 綾から小さな紙切れが手渡された。
私はその場で、自分の右の耳たぶに触れた ・・・ “OK”だ。
この夜も“プレイ”の前に聞いた。
「昨日の午後 エステに行ったね?」
「ええ、まゆみさんは何も言ってないでしょ」
「ああ、この数日 まゆみの口からモデルのモの字も、エステのエの字も出てこないよ」
綾が嬉しそうに黙ったまま頷く。
「エステに行ってどうだった? ヌードモデルは承諾したのか?」
「うふふ ・・・ まって、その前に・・・・・・まゆみさんの肌って歳の割りに綺麗だったわ。大きなオッパイは少し垂れ気味だけど、それでも背中とかにはシミ一つないし、それに下腹の弛(たる)みなんか、あれが丁度良いんでしょうね ・・・ まさに熟女の色気っていう感じだったわ」
「そんなにまゆみの裸を観察する事が出来たのか」
「ええ たっぷりね ・・・・エステっていっても最初はね、裸で入るスパがあってそこに入るのよ。そこで私がリードするように裸をみせたわ」
(・・・・・・・・・・・・・)
「私は今も言ったみたいに、まゆみさんの肌の事や裸を褒(ほ)めたわ。まゆみさんも私の身体を褒めてくれたし」
「そうか ・・・・・ それで次に2人仲良く美容マッサージを受けたのか?」
「いいえ 違うわ」
「え?」
「2人仲良くじゃないわ・・・マッサージを受けたのはまゆみさん ・・・ したのは私よ」
「なっ 何だって! ・・・・・」
「えへ、言ってなかったっけ・・・・私 資格は持ってないけど凄く上手なのよ」
(・・・・・・・・・・・・)
「だから まゆみさん、夢の中をさ迷ってるみたいだったわよ。目を瞑(つぶ)って気持ち良さそうにしているの・・・・それで時折ツボを刺激してあげるの・・・そしたらアッ アッって可愛い声を上げるのよ」
「・・・・・・・・・・・・」
「でも私は、急所の一歩手前で手を引くの。まゆみさんの鼻の穴と口が少し開いて身体が欲(ほ)してくるのがよく分かったわ」
「・・・・・・それで もう そのまま“事”に及んだのか?」
「ううん。私はとことん焦(じ)らすのよ。終わった後 まゆみさんは『気持ちよかった』って言ってたけど、本当は満足してないのよ。性的な気持ちよさに入る境界線の手前でフラストレーションが溜まっていたと思うわ」
「綾 ・・・ 君はまゆみの様子を見ながら、そんな事まで分かったのか?」
「はい・・・」
「・・・・・・・・・・」
「それでその後は又 お茶をしたの2人だけでね」
「じゃあ その時に・・・」
「ええ、見計らってヌードモデルの話をしたわ」
「そ それで?」
「ふふ ・・・ まゆみさんはね、私も一緒ならって言ったわ」
「なっ・・・・・」
「まゆみさん、最初は中年の女性の裸を見せる事が怖かったみたいだけど、私が熟女には熟女の魅力がある事を説いたの。そして堂々と自分を曝(さら)け出す事によってもう一つ新しい魅力を身に付けて一緒に“いい女”になりましょうって誘ったの」
「そ そうか・・・・それで承諾したんだな」
「ええ。でもね・・・まゆみさんの奥底の本心はね、自分も気付いてないけど見せたくて見せたくて仕方ないのよ・・・見られたくて見られたくて堪(たま)らないのかもよ。」
ゴクリ ・・・ 私の耳にその音がはっきりと聞えた。
まさかこんなにスムーズに事が運んでいくとは・・・・・。
まゆみは近いうち間違いなくヌードになる ・・・ 私の中にも覚悟の気持ちが沸いてきた。
綾の目は、そんな私を楽しそうに見つめている。
「綾、それで まゆみがヌードモデルをする日はいつなんだ?」
「うふ、それは明日よ」
「ええっ! な 何だって・・・あした・・・・」
「そう。鉄は熱いうちに打てじゃないけど、明日なのよ。まゆみさんも了解してるのよ。今頃は明日の肌の“のり”が気になって、もう寝る準備に入ってるんじゃないかしら」
「・・・・・・・・そ そうか・・・・それで場所は?」
「明日の場所は、あるマンションよ」
「あるマンション?」
「ええ・・・初めてヌードになる人の時は、そこのマンションなの。だだっ広い教室より狭い空間の方がモデルさんの集中力が高まって良いの。それに暑さ寒さの調整もしやすいから」
「・・・なるほど・・・・それで生徒さんは何人位来そうなんだ?」
「明日は若い男の美大生が一人と、セミプロ級の腕を持った50位の男の人が二人の3人よ。先生は教室の方に行くみたい」
「3人か・・・随分と少くないか?」
「ええ、初めてヌードになる人の時は少人数なの、その方がモデルさんの緊張も小さくていいのよ」
「なるほど わかった。・・・・いよいよだな・・それでヌードモデルが終わったら・・・」
「うふふ ・・・ ええそうよ、ゆうじさんのお待ちかねの・・・・」
「・・・・その後はどうやって誘うんだい・・・レズに」
「うふ・・・それは内緒よ」
「『酒に誘うかも』 って言ってたよね」
「ふふ・・・そんな事 言ったっけ? ・・・ まあ楽しみにしておいて下さい」
ホテルに入ってから私達は、長い話を続けてしまった。
家にいるまゆみの気持ちの揺れ動きを考えながら、私自身も期待と不安の何とも言えない気持ちになっている。
底知れぬ綾の老獪さによって、まゆみは彼女の虜(とりこ)になるのだろうか?
そして綾に導かれ“淫欲の闇”の奥へと沈んで行ってしまうのだろうか。
気が付いたら私の股間が滑(ぬめ)りを感じていた。
綾が足元に跪(ひざまず)き、私の一物をしゃぶっている。
一日の疲れと汚れの溜まった物を上手そうにしゃぶっている。
やがて私の溜まった欲汁は、この女の口の中へと導かれていった。