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第4話
次の日から頭の中は、綾(あや)の言ったあの言葉が回っている。
『~奥さん相手に、変態的な行為を試してみたら』
好奇心は一歩踏み出そうとするが、直ぐにそれを踏み止まらせる警戒心が先を行く。
(・・・やっぱり無理だな俺には・・・・・・でも ひょっとして)
(いや やっぱり無理だ)
『ふふ 私も何か良いアイデアがないか考えておくわ』
あの夜 帰り際に言った綾の言葉を思い出す。
綾・・・・。
付き合いが長くなればなるほど、彼女の深みを思い知らされる。
43歳 独身。
今まで結婚を考えた相手は一人もいなかった ・・・・ と言った。
それでいて両手近くの数の男と付き合った ・・・・と言った。
涼しい顔で性の遍歴をサラッと話してみせる綾。
あっさりアナルを差し出した綾。
中出しの要望に、次の日ピルを処方してきた綾。
羞恥の様に震えながら放尿を披露した綾。
躊躇なく精飲をして見せた綾。
今まで何度その行為に度肝を抜かれそうになった事か・・・・。
これまでの彼女の歴史は、どんなものだったのだろうか。
風俗、AV経験、それに不倫経験も一度もないと言った。
私が入社した数年後、中途で採用されているはずだった。
数年後の人事異動で私が居る部署にやって来た。
品があり、人気者だった彼女。
ダンス、絵 ・・・ 今も多様な趣味を持つ彼女。
そして嫌味の無い可愛らしさは、昔と変わらない。
それでも綾なら、とてつもないアイデアを持ってくるかも・・・・。
期待?
不安?
2週間後合図が来た。
不景気の中でも仕事の多忙は極めている。
さすがに毎日、“女”の事だけで頭を埋める訳にはいかない。
季節柄 新入社員の教育にも追われながら、私は綾が言った“課題”をどこかで忘れていた。
綾との情事も、この2週間はご無沙汰だった。
この日は、久し振りに仕事を早く切り上げられる雰囲気だった。
デスクのメモ用紙にペンを走らせた。
《Y駅 7時?》
この一言で充分なはずである。
私はフロアにいる上司、同僚、部下の動きを観察し始める。
そして、もちろん綾の動きにもさり気なく視線を向ける。
しばらくして綾が席を立つ。
時計の針を気にしながらタイミングを計る私がいる。
“ちょっとトイレに・・” ・・・ 独り言のように呟(つぶや)き私も席を立つ。
廊下に出た私の視線の先に、こちらに向って歩く綾の姿が見えた。
ポーカーフェイスの綾・・・。
すれ違いざまに小さな紙切れを手渡した。
後はどこかで“この返事”を確認するだけだ。
夕方 返事を受けた私は、Y駅に間に合うようにオフィスを後にする。
駅近くにはリーズナブルでそれでいて、優越感に浸(ひた)れるシティホテルがいくつかあった。
前回はくたびれた場末の下品なラブホテル。
今夜はおしゃれなシティホテル。
頭の中で綾は、既にセレブな人妻になっていた。
優しい夫を持ちながら、不倫に走る人妻を今夜は陵辱する。
私の描くストーリーを、綾は分かっているはずだ。
電車に揺られながらそんな事を考えていた私の頭の中に、2週間前の言葉が蘇ってきた。
『~私も何か良いアイデアがないか考えておくわ』
はたして何か用意が出来たのだろうか?
いつもとは又違った興奮が、ムクムク湧き上がってくる。
電車がY駅のホームに滑り込むように到着した。
シティホテルに入った私は、清楚な不倫妻を甚振った。
高層階の部屋のカーテンを広げ、夜景を見ながら私達は狂ったように求めあった。
2人全裸になり、外界に向け繋(つな)がった陰部を曝け出した。
淫乱セレブ妻の肛門を、何処かの誰かに見せしめるように窓に向って広げてやった。
怯える女の口から “見てください 見てください” と何度も叫ばせてやった。
私も変態女の尻穴を嘗め回した。
“俺は変態男なんだ” ・・・ 心の中で叫ぶ私のシルエットが、窓ガラスに映って見えた。
「あ~もうクタクタよ・・・ゆうじさん、凄かった・・・」
最後のフィニッシュをイヌの格好で終えた私たち。
綾は四つんばいの格好のまま、まだ尻を高く持ち上げている。
まゆみとは違う濃い陰毛の奥で、女の穴はまだ広がったままだ。
その穴からは、出したばかりの白濁(ザーメン)がゆっくり流れ出している。
「ア~ゆじさん、一杯出したわね・・・奥の方がまだヒクヒクしてるわ」
シーツに埋めていた顔をこちらに向け、綾が微笑む。
卑猥な格好と清楚な笑み ・・・ そのミスマッチが何とも言えないエロスの味を出している。
しばらくして、綾がやっと起き上がった。
「ねえ ゆうじさん、この前の話覚えてる?」
「ん?」
身体を起こしながら私は、枕元のタバコに手をやった。
「ほら 奥さんを・・・・・」
綾の瞳に妖しい光が灯っていた。
『~奥さん相手に、変態的な行為を試してみたら』
好奇心は一歩踏み出そうとするが、直ぐにそれを踏み止まらせる警戒心が先を行く。
(・・・やっぱり無理だな俺には・・・・・・でも ひょっとして)
(いや やっぱり無理だ)
『ふふ 私も何か良いアイデアがないか考えておくわ』
あの夜 帰り際に言った綾の言葉を思い出す。
綾・・・・。
付き合いが長くなればなるほど、彼女の深みを思い知らされる。
43歳 独身。
今まで結婚を考えた相手は一人もいなかった ・・・・ と言った。
それでいて両手近くの数の男と付き合った ・・・・と言った。
涼しい顔で性の遍歴をサラッと話してみせる綾。
あっさりアナルを差し出した綾。
中出しの要望に、次の日ピルを処方してきた綾。
羞恥の様に震えながら放尿を披露した綾。
躊躇なく精飲をして見せた綾。
今まで何度その行為に度肝を抜かれそうになった事か・・・・。
これまでの彼女の歴史は、どんなものだったのだろうか。
風俗、AV経験、それに不倫経験も一度もないと言った。
私が入社した数年後、中途で採用されているはずだった。
数年後の人事異動で私が居る部署にやって来た。
品があり、人気者だった彼女。
ダンス、絵 ・・・ 今も多様な趣味を持つ彼女。
そして嫌味の無い可愛らしさは、昔と変わらない。
それでも綾なら、とてつもないアイデアを持ってくるかも・・・・。
期待?
不安?
2週間後合図が来た。
不景気の中でも仕事の多忙は極めている。
さすがに毎日、“女”の事だけで頭を埋める訳にはいかない。
季節柄 新入社員の教育にも追われながら、私は綾が言った“課題”をどこかで忘れていた。
綾との情事も、この2週間はご無沙汰だった。
この日は、久し振りに仕事を早く切り上げられる雰囲気だった。
デスクのメモ用紙にペンを走らせた。
《Y駅 7時?》
この一言で充分なはずである。
私はフロアにいる上司、同僚、部下の動きを観察し始める。
そして、もちろん綾の動きにもさり気なく視線を向ける。
しばらくして綾が席を立つ。
時計の針を気にしながらタイミングを計る私がいる。
“ちょっとトイレに・・” ・・・ 独り言のように呟(つぶや)き私も席を立つ。
廊下に出た私の視線の先に、こちらに向って歩く綾の姿が見えた。
ポーカーフェイスの綾・・・。
すれ違いざまに小さな紙切れを手渡した。
後はどこかで“この返事”を確認するだけだ。
夕方 返事を受けた私は、Y駅に間に合うようにオフィスを後にする。
駅近くにはリーズナブルでそれでいて、優越感に浸(ひた)れるシティホテルがいくつかあった。
前回はくたびれた場末の下品なラブホテル。
今夜はおしゃれなシティホテル。
頭の中で綾は、既にセレブな人妻になっていた。
優しい夫を持ちながら、不倫に走る人妻を今夜は陵辱する。
私の描くストーリーを、綾は分かっているはずだ。
電車に揺られながらそんな事を考えていた私の頭の中に、2週間前の言葉が蘇ってきた。
『~私も何か良いアイデアがないか考えておくわ』
はたして何か用意が出来たのだろうか?
いつもとは又違った興奮が、ムクムク湧き上がってくる。
電車がY駅のホームに滑り込むように到着した。
シティホテルに入った私は、清楚な不倫妻を甚振った。
高層階の部屋のカーテンを広げ、夜景を見ながら私達は狂ったように求めあった。
2人全裸になり、外界に向け繋(つな)がった陰部を曝け出した。
淫乱セレブ妻の肛門を、何処かの誰かに見せしめるように窓に向って広げてやった。
怯える女の口から “見てください 見てください” と何度も叫ばせてやった。
私も変態女の尻穴を嘗め回した。
“俺は変態男なんだ” ・・・ 心の中で叫ぶ私のシルエットが、窓ガラスに映って見えた。
「あ~もうクタクタよ・・・ゆうじさん、凄かった・・・」
最後のフィニッシュをイヌの格好で終えた私たち。
綾は四つんばいの格好のまま、まだ尻を高く持ち上げている。
まゆみとは違う濃い陰毛の奥で、女の穴はまだ広がったままだ。
その穴からは、出したばかりの白濁(ザーメン)がゆっくり流れ出している。
「ア~ゆじさん、一杯出したわね・・・奥の方がまだヒクヒクしてるわ」
シーツに埋めていた顔をこちらに向け、綾が微笑む。
卑猥な格好と清楚な笑み ・・・ そのミスマッチが何とも言えないエロスの味を出している。
しばらくして、綾がやっと起き上がった。
「ねえ ゆうじさん、この前の話覚えてる?」
「ん?」
身体を起こしながら私は、枕元のタバコに手をやった。
「ほら 奥さんを・・・・・」
綾の瞳に妖しい光が灯っていた。